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DebianへのLaTeX導入記録

今はGW。
時間があるうちにTeXの導入をすませてしまおう、ということで色々試行錯誤しながらインストールしてみました。

作業は、まっさらな状態(TeXやPDFに関するソフトウェアが何もインストールされていない状態) からはじめました。

目標 : TeX形式で日本語を含む文書を書いて、PDFファイルに変換する

Tag : PC

まず、私の環境を簡単に載せます。

Debian GNU/Linux 5.0.4 "Lenny"

env-reformで購入したDVDからインストール。自分で数GBのファイルを集めてDVDイメージを用意するのに比べたら安い出費か!?
このDVDは5枚組みだけど、Debianのインストールに必要なものは1枚だけ。他のディスクには膨大な数のソフトウェアだけが入っていました。よく使うソフトウェアほど小さい番号のディスクに収められているようで、私は2枚目までしか使ったことがありません。

DebianをインストールしたPCは、ウィルス対策ソフトをインストールしていない関係でインターネットに繋いでいません。インターネットからファイルを持ってくるときにはUSBメモリを経由しました。ちなみに、この記事を書いているのは別のPC



私はTeXのシステムをよく理解していなかったので、何をインストールすれば分からず、いろいろ試しながらやっていました。なので、実際にはたくさん寄り道をしながら進んだわけですが、ここでは、私の通った "1つの正解ルート" だけを書きます。
これは主に自分用の記録ですが、後続する誰かの助けにもなれば幸いです。


TeXといってもたくさん種類があるわけですが、今回は、日本語環境の構築を含めた一連の操作をほぼ自動でやってくれる ptetex3 を使いました。
以下に手順を箇条書きで示します。


[ 準備 ]

0. いくつかのソフトウェアをインストール(あとで必要になる) 私の環境ではこれだけだったが、場合によっては他にも必要かも。

apt-get install gcc make flex bison xpdf gs gs-esp



[ ptetex3のインストール ]

1-1. 作者(土村展之さん)のサイトにしたがって、3つのファイルをダウンロード

1-2. これら3ファイルをどこでもいいので同じ場所に置き、ptetex3-20090610.tar.gz だけを解凍

gzip -cd ptetex3-20090610.tar.gz | tar xvf -



1-3. 解凍したディレクトリに入り、my_option というファイルを3ファイルと同じ階層に作成

cd ptetex3-20090610
cp my_option.sample ../my_option



1-4. (あとの過程でxdviがないというエラーが出たので) my_option の内容を書き換え

my_optionファイルを開く
# XDVI=echo を XDVI=echo に書き換え( #を外すだけ )



1-5. ptetex3をmake 数分かかる

make



1-6. 管理者権限でptetex3をインストール

su
管理者のパスワードを入力
make install
exit



1-7. インストールした一連のソフトウェアのPATHを通す。これは一時的なもので、一旦logoutすると解除される。永続的な設定は1-7'

export PATH=/usr/local/teTeX/bin:$PATH



1-7'. 永続的にPATHを通す

cd
.bashrcを開く
最終行に export PATH=/usr/local/teTeX/bin:$PATH と追加



ここまでで、ptetex3 のインストールは終了。
which platex とすれば /usr/local/teTeX/bin/platex と、
which dvipdfmx とすれば /usr/local/teTeX/bin/dvipdfmx と表示されるはず。
何も表示されなければどこかがおかしい。


[ TeX文書のPDF出力例 ]

2-1. TeX文書の作成

texファイル( ファイル名 : tmp.tex )を作成し、以下の4行を記述
\documentclass{jsarticle}
\begin{document}
こんにちは世界 \LaTeX
\end{document}



2-2. tmp.tex をEUCコードに変換

nkf -e tmp.tex > hello.tex
rm tmp.tex



2-3. texファイルをdviファイルに変換

platex hello.tex



2-4. dviファイルをpdfファイルに変換

dvipdfmx hello.dvi



2-5. pdfファイルを閲覧

xpdf hello.pdf



hello.pdf の内容が正しく表示されていれば成功。
私の場合は日本語が文字化けしていたので、以下の処理を行った。


[ xpdfのフォント設定 ]

3-1. ここから xpdf-japanese.tar.gz をダウンロードし、/usr/local/share/ に置く。

su
管理者のパスワードを入力
cp xpdf-japanese.tar.gz /usr/local/share/
cd /usr/local/share/



3-2. README.txtにしたがって xpdf-japanese.tar.gz を /usr/local/share/xpdf/japanese/ 以下に展開

tar xvzf xpdf-japanese.tar.gz
cd xpdf-japanese
mv * ../xpdf/japanese
cd ..
rm -r xpdf-japanese
cd xpdf/japanese
exit



3-3. add-to-xpdfrc の内容をホームディレクトリの .xpdfrc に追加 ( .xpdfrcがない場合は新規作成 )

cp add-to-xpdfrc ~/
cd
.xpdfrc の最後に add-to-xpdfrc の内容を追加 ( .xpdfrc が既にある場合 )
mv add-to-xpdfrc .xpdfrc ( .xpdfrc がない場合 )



3-4. まだ足りないフォントを関連付ける。2-5でエラーが起こったフォント名があれば、それ記憶しておいて .xpdfrc に追記

.xpdfrc に以下の行を追加
displayNamedCIDFontTT (フォント名) (関連付けたいフォントファイルのフルパス)
私の場合は
displayNamedCIDFontTT Ryumin-Light-Identity-H /usr/share/fonts/truetype/sazanami/sazanami-mincho.ttf



以上で完了。
2-1~2-5 が、エラーもなく正常に実行できるはず。
( xpdf 実行時に Warning : Attempt to remove nonexistent passive grab という警告が出るが、無視しても問題ないようだ )



参考にしたサイト様 (漏れがあるかも)
http://www.nn.iij4u.or.jp/~tutimura/tex/ptetex.html
http://mailsrv.nara-edu.ac.jp/~asait/latex/tex_introduction.htm
http://tutimura.ath.cx/ptetex/?%C6%B0%BA%EE%CA%F3%B9%F0%2F122
http://tutimura.ath.cx/ptetex/?%A5%C8%A5%E9%A5%D6%A5%EB%A5%B7%A5%E5%A1%BC%A5%C6%A5%A3%A5%F3%A5%B0
http://d.hatena.ne.jp/abyssalfish/20070626/p1
http://cis.k.hosei.ac.jp/~yamin/lectures/organization-j/report.html
http://blog.mktime.com/archive/118.html
http://a1667203.blog.shinobi.jp/Entry/89/
http://www.xdelta.net/blog/FreeBSD/2005/12/04/p46
http://keizai.xrea.jp/latex/tutorial/class.html
http://www10.atwiki.jp/gleaning/pages/34.html
http://www.gentei.org/~yuuji/rec/pc/memo/2009/04/20/
http://www.namazu.org/~tsuchiya/debian/x20/
http://d.hatena.ne.jp/jummai/20080618/1213782300
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